アラフォーアラフィフの脱毛への関心が高まっています。
しかし、初心者の方もセカンドターンの方も気になるのはやはり……そう、「白髪問題」です。このサイトでも何回か取り上げていますが、白髪脱毛ができる脱毛機器「カロンS」の蓄熱方式は有名ですね。
ところが最近、同じ蓄熱方式の「メディオスターNeXT PRO」という脱毛機器が知名度を上げてきました。はたしてメディオスターNeXT PROは白髪脱毛もできるのでしょうか?
今回は同じく蓄熱方式「カロンS」との違いを検証していきます。
Contents
メディオスターNeXT PROでは白髪脱毛できない!
結論から言うと、「メディオスターNeXT PRO」では白髪の脱毛はできません。さまざまなサイトで賛否両論ありますが、メディオスターNeXT PROを採用している多くの医療脱毛クリニックで話を聞くと「白髪は脱毛できない」と言われます。一方、カロンSを採用しているクリニックでは「白髪脱毛できる」と謳っています。
同じ蓄熱式方式なのになぜ?
まずはメディオスターNeXT PROがどのような脱毛機器なのかをご紹介しましょう。
「蓄熱方式」メディオスターNeXT PROの5つの特徴
医療脱毛に使われる脱毛機器には「熱破壊式」と「蓄熱方式」の2種類があります。この2種類は破壊する細胞や特徴が異なり、「熱破壊式」は高出力のレーザーを一瞬で毛根の奥まで熱を届けて毛乳頭と毛母細胞を破壊するのに対し、「蓄熱方式」は毛乳頭や毛母細胞へ毛の生成を促す指令塔である「バルジ領域」をレーザーの熱で破壊し毛の生成をストップさせるという仕組みです。そしてメディオスターNeXT PROは蓄熱方式に分類されます。
メディオスターNeXT PROの特徴その1 痛みがとても少ない
「熱破壊式」の脱毛機器は高出力で肌の深部にある毛根を破壊するため、バチッと弾かれたよう痛みを感じます。一方「蓄熱方式」のメディオスターNeXT PROは毛根よりも浅い層に存在するバルジ領域に対して、レーザーを細かく照射し、弱い熱でじわじわとダメージを与えるため、痛みレベルが最小限に抑えられています。
メディオスターNeXT PROの特徴その2 肌へのダメージが少ない
メディオスターNeXT PROで照射を行うと、次第にジリジリと熱を感じてきます。この熱によりバルジ領域にダメージを与えるわけですが、メディオスターNext PROは、ハンドピースに強力な冷却装置がついていて、冷却しながら照射をするため肌への負担もかなり抑えられます。照射後の赤みもほとんどありません。
メディオスターNeXT PROの特徴その3 日焼け肌・色黒肌でも施術可能
通常、黒いものに反応するレーザーの場合、やけどなどのリスクから日焼け肌や色黒肌の施術はできませんでした。しかしメディオスターNext PROは他の機器と比べてメラニンの吸収率が低い(メラニンに反応しにくい)ことに加え、波長も長く照射するレーザーのエネルギーも弱いので、色黒の方でも脱毛することができます。
メディオスターNeXT PROの特徴その4 脱毛完了までの期間が短くてすむ
「熱破壊式」の脱毛機器の場合は毛周期に合わせて「成長期」の毛をターゲットに照射をしてきました。しかし、ディオスターNext PROはバジル領域にアプローチしていく蓄熱方式なので毛が生えてなくても施術が可能です。脱毛が終わるまでの期間も短くてすむというわけなのです。
メディオスターNeXT PROの特徴その5 産毛にも効果が期待できる
「熱破壊式」の脱毛機器は毛根のメラニンをターゲットにしていたので、メラニン色素の少ない産毛にはあまり効果が得られませんでした。しかし、メディオスターNext PROはバルジ領域をターゲットにしているため、産毛に対しても高い脱毛効果が期待できます。
このように、メディオスターNeXT PROは全く異なる脱毛理論で、脱毛の際に伴う痛みや不都合をなくしてくれる最新の医療脱毛機器です。そしてこれはカロンSも然りですね。
メディオスターNeXT PROとカロンSの違いは「波長」と「パルス幅」!
メディオスターNeXT PROもカロンSもどちらも蓄熱方式の脱毛機器ですが、その違いはズバリ!光の種類、「波長」と「パルス幅」です。
脱毛方法 | 種類 | 機器名 | 取り扱い |
フラッシュ | IPL脱毛 | カロンS | エステサロン(医療用不可)
医療機関 |
SSC脱毛 | ― | ||
レーザー | アレキサンドライトレーザー | ― |
医療機関 |
ダイオードレーザー | メディオスターNeXT PRO | ||
ロングパルスヤグレーザー | ― | ||
ニードル | 絶縁針(ETL) | ― | エステサロン
医療機関 |
美容電気針 | ― |
世にある脱毛方法は大きく分けて3パターンあります。そしてその3パターンの中でもいくつかに種類分けされます。このように見るとメディオスターNeXT PROとカロンSの種類が違うのがわかりますよね。
カロンS…IPLの蓄熱式脱毛機
メディオスターNeXT PRO…ダイオードレーザーの蓄熱式脱毛機
ちなみに医療用カロンSはエステサロンでは使用できません。そして、このIPLとレーザーの大きな違いが光の種類、「波長」と「パルス幅」なのです。
光の種類でアプローチポイントが違う?やっぱり白髪脱毛にはカロンS!
- 波長…光の長さのこと。短い波長は皮膚表面に、長い波長は皮膚深部に作用する
- パルス幅…レーザーの照射時間のこと。同じ波長でも、パルス幅によって効果が異なる
IPLはレーザーに比べてパルス幅が長いため、「熱が広がりやすく」「皮膚の浅い部分に作用し」「パワーが穏やか」という性質を持ちます。一方、パルス幅が短いほど、「熱が広がりにくく」「皮膚の深部に届き」「パワーが強くなる」という性質になります。
脱毛機器 | 波長 |
カロンS | 610nm~950nm |
メディオスターNeXT PRO | 810nm~940nm |
同じ蓄熱方式でもダメージを与えるアプローチポイントに多少の違いがあるのです。これが、IPLの蓄熱式脱毛機カロンSで色素が薄い白髪も脱毛できる所以かもしれませんね。
カロンSを採用しているおススメ医療脱毛クリニックはこちらです。
HAABビューティクリニック
一人ひとりに合わせた治療計画・プランをご提案してくれるHAABビューティクリニック。南青山、横浜、名古屋に展開しています。採用機器はもちろん医療用IPL「カロンS」。
そして今、キャンペーンで全身脱毛4回・5回コース&好きな部位8カ所を指定して脱毛できるセレクト脱毛コースが50%OFF!
10回コースがなんと55%OFFです!
これは新年早々朗報ですね!気になる方は、カウンセリングを受けてみては。
メディオスターNeXT PROにもカロンSにもメリットもあればデメリットもあります。
自分のニーズや希望部位に合わせて選んでみてください。ともあれ、白髪が出てきてしまったアラフォーアラフィフにはやっぱりカロンSですね!2021年、脱毛するなら今ですよ!